次の科学研究費補助金の2つの課題 (以下,課題A,課題B) において,内容の重複および他者作成のプログラムの扱いに問題があると判断し,2017年1月に文部科学省および日本学術振興会に報告を行った。詳細はPDFファイルを参照。
この変更により,開発したと報告していた記録システムが実際には課題Aで開発されたものではなかったこと,また,研究代表者がそのことを認めていることが,確認できる。
なお,当該システムの作成者である大名は課題Aと関係はないが,代表者からは今もシステム使用の経緯,報告書の内容変更について報告はない。[2018年11月20日現在]
報告書では「平成22年度には,ライティングの過程を記録できるシステムを開発・導入」と書かれているが,削除された論文の元となった口頭発表は2007年,原稿提出の締切は2008年3月末日(平成20年)で,課題Bの開始年よりも前のことである。
本学構成員は、不正行為があった場合その是正に努めなければならない。本学構成員は、不正行為が行われている、ないしは、行われたという確信がある場合は、それを放置しない倫理的義務がある。