2014年度 名古屋大学 国際開発研究科 公開講座

英語の書記体系─文字と綴りについて─

◆◆募集は終了しました◆◆
最終修正日 2014/08/03

■1. 講座概要

開講の主旨・
講座内容:

日本語の書記体系について学ばずに国語教師になる人は少ないでしょうが,英語教師の場合,大学では英語の書記体系について学んだという人は少ないのではないでしょうか。そのような状況を踏まえ,本講座では,中高大学の英語教員,英文科等の大学生・大学院生など,英語を専門とするが英語の文字・綴りなどについて体系的に学んだことがない方を対象に,英語の書記体系について講義します。

国語教師になる人は大学で書記体系について学んだから日本語が使えるようになったわけではないように,英語の文字と綴りについて明示的・体系的な知識がなくても,英語は使えます。この講座を受講したからといって,それで英語の運用力が目に見えて伸びたりはしませんが,英語をよりよく理解する助けになり,英語の仕組みが見えてきます。また,比較することで英語の書記体系の仕組みがよりよく理解できるため,日本語の書記体系にも触れます。

受講対象者:

主な対象は,中高大学の英語教員,英文科等の大学生・大学院生など,英語を専門とする教員・学生ですが,英語の書記体系に関心のある方なら,どなたでも参加できます。

担当講師: 大名力 (国際開発研究科 教授)
成田克史国際開発研究科 教授)
定員:20名
受講料:8,430円 (3日間計18時間の受講料,教材費等を含む)
開催期間:

2014年8月16日(土)〜8月18日(月) 9:30-17:00,各日6時間 (昼休み1時間,休憩計30分)
講義内容は相互に関連した内容になっているため,原則として,全日程,参加できることを受講の条件とさせて頂きます。

会場: 名古屋大学 (愛知県名古屋市千種区不老町) 国際開発研究科棟 第3講義室 (6階)

■2. お申し込み方法・お問い合わせ先

募集期間:

6/16(月)〜7/18(金) → 8/1(金)まで延長
但し,8/1以前でも定員に達し次第終了します。募集終了は本ページでアナウンスしますので,応募される方は本ページで募集中であることをご確認ください。

申し込み方法:

募集要項にある「受講申込書」,「受講票・領収証書・領収証書(控)」に必要事項を記入の上,受講料及び返信用封筒を添え書留郵便でお申し込みください。詳しくは,募集要項をご覧ください。

要項の入手方法: 本サイトからダウンロードし,ご使用ください。
申し込み先: 名古屋大学 文系総務課 (国際開発研究科担当)
  住所: 〒464-8601 名古屋市千種区不老町B4-5 (700)
  電話: 052-789-4952・4953 [9:00 a.m.〜5:00 p.m.]
  FAX: 052-789-4951
内容に関する:
問い合わせ先 
corpus2009@gsid.nagoya-u.ac.jp (担当: 大名力)

■3. 主な講義内容


■4. 本講座はどんな人に向いているか:例えば,こんなことに疑問を感じる人

英語教師でも,素朴な疑問ほどかえって答えられなかったりするものですが,英語の書記体系,文字・綴り・音韻の歴史的発達を知ることで,例えば,次のような疑問にも答えられるようになります。

こんなことに答えられなくても英語は使えますが,英語の専門家として,英語の表記に使われる文字と綴りについて,知識を深めたいという人であれば,本講座を受講することは有益でしょう。逆に,こういうことに興味を感じない人は,講義の内容に関心が持てないかもしれないので,受講を決める際にはご注意ください。


2014/06/02 作成