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名古屋大学 大学院国際開発研究科
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在校生・修了生の声 - 国際協力専攻 (平成21年度) English
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国際開発専攻 ・国際協力専攻 ・国際コミュニケーション専攻


在校生の声

金岡 正身 (国際協力専攻 博士後期課程2年)

 この1年間に起きたGSIDにおける“出会い”について書かせていただきます。なぜ出会いなのかは最後に述べます。
 まず、指導教員に恵まれたことを挙げねばなりません。私は当初、インドのローカル・ガヴァナンスに興味を持っておりました。そこでインド政治について研究されている先生に教えを請うか、フィールドは違うとはいえ開発政治の視点からの指導を仰ぐかで悩みました。結局後者、つまりGSIDに在籍されている先生のアプローチの方が私の問題意識に近いと判断しました。折に触れその指導は私を啓蒙していただいています。
 次に諸先輩からも多大な影響を受けています。先輩方が主催されている自主ゼミにも参加させていただき、研究内容に関わるコメントはもちろん、後期課程における研究の進め方、フィールド調査方法、それはもう私が壁にぶつかるたびに有益な示唆をいただいています。研究上、あるいは研究生活過程で遭遇する問題をどのようにして乗り越えられてきたのかについて諸先輩からのアドバイスを戴けることは、旱天の慈雨に等しきものです。
最後に、あるインド人留学生との出会いが、私のフィールド調査に大きな影響を与えてくれました。彼の伝手をたどって行くと、インド中央政府省庁に知り合いがいたり、何のコネクションもない土地で開発コンサルタントを紹介してもらったりと、それはもう言葉に尽くせない多大な恩恵を被りました。
 ここまでに述べてきた出会いは、GSIDの研究機関としての総合力の表れだと感じています。国際開発学に興味を持つ学生が自分の問題意識に近い指導教員と出会える、またGSIDにおける研究の蓄積を先輩から伝授される、そしてその国際色の豊かさを示す諸外国出身者との出会い、いずれもがGSID発足以来培われてきた研究活動の産物のように思われます。ただし何でもそうだとは思いますが、待っているだけではこれらの恩恵には与れないことは確かだと思います。



高橋 麻奈 (国際協力専攻 博士前期課程2年)

 TVや新聞で観る世界のニュースが、本当の意味で他人事ではなくなるということ。
 それがGSIDに入るということだった。様々な国からの留学生がいるGSIDは、まさにスモールワールドである。GSIDに入ってから、遠い国の世界のニュースが「友達の故郷で起こっている事」となった。
 GSIDのカリキュラムは大変充実しており、自分の研究だけでなく「国際開発」という枠内の多分野にわたる科目が設けられているため、国際開発に関する多様な分野の連続性にも気づくことができる。国際開発の専門家を目指し、勉強会を開いたり、徹夜で発表の準備をしたり、レポートを半泣きで書いたりと必死である。また、途上国の現場ですぐに活かせる実践的な調査手法の授業や、国内・海外での実地研修の機会も設けられている。私も国内実地研修に参加して長野県で調査を行った。留学生も一緒の多国籍の調査班で、それぞれの視点や考え方が異なるという問題があったが、調査の目標や問題意識を明確に共有し、何度もミーティングを行うなど全員で協力し合うことで無事に現地調査を行うことができたのである。
 多国籍・多文化・他宗教の仲間たちが結集し、机を並べて学び、共に時間を過ごしていくことを通じて、お互いのことを尊重しあい、また理解していく。こうして国籍や文化を越えてひとつの場所で互いに切磋琢磨していくことができるということは、世界のあらゆる場所で起きている争いも、いつかなくなるのではないか?そういうことを日常で感じることができる。だから、「世界をよくすること」を考える国際開発学を学ぶことに、より一層希望を持って取り組むことができる。人間同士は理解しあえる、だからいつか世界は平和になれる。前向きにそう思えるのがGSIDである。
 愛すべき学問、尊敬する先生、世界中から集まった輝く仲間たち。私の人生においてかけがえのないものたちが、8階建のビルの中にいっぱいに詰まっている。私にとってGSIDは、「一生モノ」を手に入れた場所である。



修了生の声


巣内 秀太郎 (国際協力専攻 博士前期課程2008年修了)
アイテック株式会社

 GSID で過ごした2年間、その時間の中で学んだ2つのことについて述べたい。1つ目は、大学院という場が、好きなことを好きなだけできる場であるということ。それは第一に、多様な背景を持った先生と学生が集まり、皆それぞれに自分の関心に向かって突き進んでいるからである。私自身は学部時代、健康社会学という学問分野をかじっていたが、大学院でもAIDSの社会学的な考察を試みた修論を書いた。論文の構想段階では、自分のやっていることが、どこに行き着くのか分からない時期もあったが、それでも新しい本や考え方に出会うことは楽しい時間だった。そして第二に、名古屋大学という知的空間にある膨大な資料である。ほしい文献を手に入れようと思うと、たいていの物は学内で揃ってしまう。そのような素晴らしい学問環境を、私自身は十分に生かしきれたかは分からないが、大学院の2年間で気づいたことは、自分が勉強が好きだということ。
 学んだことの2つ目は、協働することの難しさと喜びである。GSIDの特色の1つに海外実地研修(OFW)がある。私の年はカンボジアの農村を訪れフィールドワークを実施した。準備、報告書作成の時期も合わせると、修士1年の大半の時期はOFW関連の作業をしていた。そのほとんどがグループワークで、何度もミーティングを開いてフィールドワークや報告書の内容を決めた。自分の考えていることを相手に伝えることの難しさを知り、それでもお互いに助け合いながら一つの物を作り上げていくことの喜びを知った。カンボジアで夜遅くまでミーティングを続けたり、パーティでのダンスの練習をしたことが懐かしくよみがえる。
 GSIDは多様性を認めてくれる場所である。様々な人が様々な関心でそこにいて、私は自分自身をもっとよく知ることができた。そんな場所で過ごした2年間はかけがえのない時間である。



過去に掲載された在校生・修了生の声(整理中)
  • 平成17年度掲載分
  • 平成16年度掲載分


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