本文へジャンプ
名古屋大学 大学院国際開発研究科
トップページ総合案内専攻・教員・研究員教育研究社会貢献・国際協力学生生活入学案内情報資料室お問い合わせリンクサイトマップ著作権について研究科内向け情報
在校生・修了生の声 - 国際コミュニケーション専攻 English
ナビゲーション トップページ >> 学生生活 >> 在校生・修了生の声 >> 国際コミュニケーション専攻
Last Updated: , 広報委員会

国際開発専攻国際協力専攻 ・国際コミュニケーション専攻

在校生の声

中井雄大 国際開発研究科 国際コミュニケーション専攻(DICOM) 1年生

 二年生になる前の春休みに、友人と大陸部東南アジアを廻っていたときのことです。そこで知り合った方に大学院での専攻を聞かれたので、「文化です」と答えたら範囲が広すぎだと笑われてしまいました。たしかにその通りです。日常生活で「文化」ということばは頻繁に耳にするものですが、いざそれの意味するものを聞かれると返答に困るほどにあいまいなことに気づきます。
 DICOMでの私の所属は「人の移動と異文化理解」プログラムです。文化ということばの指し示すものが多義的である以上、当然「異文化理解」もひとによって解釈のことなるものになります。だから私がマンガ「文化」を研究対象としているかたわらで、食「文化」を友人が研究していたり、あるいは多「文化」共生をテーマとしている友人がいたりする。それがDICOM、「人の移動と異文化理解」プログラムの日常です。研究科内では「言語教育と言語情報」プログラムを単に「言語」、「人の移動と異文化理解」プログラムを「文化」と普段呼ぶのですが、まさに私たちに共通する点は「文化」を研究の対象としているということしかありません。それほどに多様な選択が許されることが、「人の移動と異文化理解」プログラムの特徴です。もちろんそれは、それだけの幅広い分野での指導を行える力をもった先生方の存在があってのことです。
 私の所属するプログラムからDICOM全体に視野を広げれば、この多様性はもっと大きなものになります。況やGSID全体をや、です。インドネシアで行われた海外実地研修では現地のひとたちとの間にある文化の違いもさることながら、調査チーム内での「文化」の違いにも驚かされました。また、多様性が高いのは研究テーマや専門分野においてだけではありません。約半数の学生が留学生であるという点はGSIDの大きな特徴です。多文化が交錯するまさにその中にいながら、「文化」を研究する。DICOM「文化」はそういうところです。


張慧婧 国際コミュニケーション専攻(DICOM) 後期課程1年生

 GSIDでは、国際開発関連の社会・人文科学領域に関わってくるものが多く、どの授業も興味深かったです。単に学問として勉強するのではなく、生きた国際社会を理解するために幅広く知識を深め、教養を身につけることができます。私が所属している国際コミュニケーション専攻の「人の移動と異文化理解」プログラムでは、民族学、民俗学、地域研究、移民学、国際関係論などの各自の関心・進路に応じて学べる多彩な研究分野が設置されています。また、少人数のゼミ・演習方式で行われる授業には、意見発表やディスカッションの機会が豊富にあります。外国文化に深い学識をもつ先生方が多数おられ、日本人を含む多様なバックグラウンドを持った諸外国の学生との交流が盛んなことから、留学生にとって有意義な学びの場を提供しています。
 私はこのような国際的な環境の中で、勉学意欲・楽しさにあふれた修士課程での二年間を送った後に、2010年4月から博士課程に進学することにしました。最初は、これからどのように研究に取り組んでいったらいいのか少し不安を抱いておりましたが、指導教官をはじめDICOMの先生方は、勉強面では大変丁寧で分かりやすいご指導をいただき、生活面でもいつも親切で熱心に相談に乗ってくださったので、いま効率よく学業を進めることができます。
 博士一年の秋学期から、私は学術研究的な視野を広げるため、名古屋大学が提供していただいた「国際学術交流奨励事業による海外留学募集」の情報を利用し、研究助成金で半年間香港大学へ派遣されました。留学を通じて、博士論文の執筆に役立つ資料・情報を収集しただけでなく、教育機関における研究成果の発表も行うことができました。それに自分と同じ研究分野の他地域で活躍される多くの専門家・学者と知り合って、人脈作りはもちろん、最新の研究動向を知ることができました。このような貴重な推薦枠を設けていただいたGSIDに感謝の気持ちでいっぱいです。将来、GSIDの卒業生として広く国際的な舞台に立って活動できるように日々前向きに頑張っていきます。


劉善ィ 国際コミュニケーション専攻(DICOM)後期課程1年生

 中国の大学で日本語を専攻していた私は、中国人の日本語習得の手助けをする日本語教師を目指しています。もっと日本語が研究できる大学院を探し、進路決定の際にめぐり合ったのが現在所属する国際コミュニケーション専攻です。ここではコーパスを利用して言語を研究できることが魅力で、「言語教育と言語情報」プログラムを受験する決定に迷いはありませんでした。研究生1年、修士課程2年を経て、今は博士課程1年です。院生生活4年目ですが、充実という言葉だけでは言い尽くせないくらい、さまざまな刺激が混ぜ合わされた毎日を実感しています。
 私の在籍する国際コミュニケーション専攻はコーパス分野の専門家の先生方がたくさんいらっしゃいます。コーパスを利用して言語研究をしようと考えている人たちは、言語処理の入門から習いますので、技術面には心配ありません。初めて正規表現を使って日本語コーパスから同じ言語パターンを持つ文を一括抽出した時の感動は、多分この先も忘れないでしょう。
 そして、院生室と先生方の研究室は同じ建物の中にあるので、疑問に思ったことをすぐに質問することができ、先生も丁寧に教えてくれます。なにより、先生方はとても優しいです。お正月でも論文の訂正をしてくださる指導教員先生がいらっしゃらなかったら、修士論文の無事提出はできなかったでしょう。先生方の指導はもちろんのこと、勉強会や卒論指導、パソコン指導、相談など先輩方のサポートには頭の下がる思いがします。
また、ここに集まる人は先生方も学生も誰もが個性的で魅力的。GSIDならではの多彩な文化は研究科内にも満ちていて、常に良い刺激を受けています。日々研究課題に追われて、アルバイトも大変ですが、励まし合える友達、多彩な国から来た友人たちがたくさんいるおかげで楽しく続けています。
 最後に、国際コミュニケーション専攻はさすが100人を超す大所帯だけあって、先生・先輩方の研究テーマも多岐にわたっており、研究室で交わされる日々の何気ない会話から刺激を受けることもしばしばです。私のように明確な意思を持って専攻を決める人は少ないかもしれませんが、きっとこの研究室の雰囲気に触れることによって自分の研究したい方向を見つけ出せるに違いありません。



過去に掲載された在校生・修了生の声


Copyright(c)Graduate School of International Development,Nagoya University.All Rights Reserved.